柴犬の原発性緑内障について SHIBAKEN
柴犬の原発性緑内障
遺伝子検査とは、DNAの変異(突然変異)を検出する検査のことを言います。
緑内障の遺伝子検査を行うにあたり、弊社は麻布大学と株式会社メニコンが共同保有する 特許「イヌの緑内障を診断する方法及びキット」(特許番号6053681号)の独占実施権を 許諾する契約を締結しています。
弊社が行う緑内障検査では、原発性緑内障の発症と関連が高いSRBD1遺伝子の2カ所のSNPを調べています。これら2カ所の検査結果から、原発性緑内障の発症リスクを示します。
リスクが高くなるにつれて発症率も上がってくるため、注意が必要です。
柴犬の眼病の4割が緑内障です。
また、柴犬の他にもシーズー、ビーグルで発症頻度が高いことが報告されています。 緑内障は痛みを伴う緊急疾患であり、早期発見・早期治療が重要です。 遺伝子検査によるリスク判定により、動物病院で早期発見・早期治療が可能です。
緑内障の急性期症状
結膜と上強膜のうっ血、眼瞼痙攣、疼痛、散瞳などが見られます。
1,2週間この状態を放置すると視覚を消失します。